
妊娠するとホルモンバランスが崩れ、精神的に不安定になり、離婚をするケースや、
妊娠中に男性が浮気して離婚に至ることも多々あります。
今回は妊娠中の離婚について、調査しました。
妊娠中に離婚したら、親権はどっち?
妊娠中に離婚が成立した場合は、原則として親権は母親となります。
離婚成立が長引いて子どもが生まれた場合は、
当然、親権は両親にあるので、親権の決定や、
苗字変更の手続きなどをする必要が出てきます。
子どもの戸籍はどうなるの?
離婚届けを受理してから、300日以内に生まれた場合は、
嫡出子となり、戸籍上では、父親の名前が記載されます。
(親権は原則母親です)
しかし、300日が経過してから生まれた場合は、
非嫡出子となるので、母親の戸籍に入ることになります。
そのため、相続などが対象外となり、養育費を請求できない可能性があるのです。
ですから、父親として認知してもらう必要があるのです。
養育費はどうなる?
妊娠中に離婚したとしても、養育費はもちろん請求可能です!
養育費は親権を持たない親に対して請求できますので、
非嫡出子でなければ、養育費の請求は可能です。
養育費は裁判でも請求可能です。
もし、非嫡出子となる場合、認知してもらえるかどうか、からの問題ですので、
弁護士に相談しながら対応したほうがいいでしょう。
心配しすぎは子どもへの影響にも悪いです!
情報社会となり、妊娠中の離婚、とインターネットで検索すると、
たくさんのサイトが出てきます。
その中には、
「子どもを1人で育てていけるのか?」
「離婚しか選択肢はないのか?」
「金銭的な問題は?」
といった、不安を煽るような記事がたくさん出てきます。
特に金銭面については、確かに心配かもしれません。
でも、大切なのは、「自分がどうしたいか」をしっかり判断することです。
ハッキリ言って、その気があれば、子どもは1人でも育てられます。
今は3人に1人が離婚する時代です。
片親で子どもを育てている方は実際にいらっしゃるし、
マイホームまで購入した人だっているし、
参考:シングルマザーでも家を買うことが収200万円以下でも家を買う方法
自分が離婚したいと思うのであれば、離婚してもいいんです。
離婚は、不幸なことでもなんでもありません。
それよりも、愛情がないまま離婚しないで一緒に過ごしている事が
子どもへどういった影響を与えるのか、
自分が納得しない選択肢を選んだとき生活が、子どもへどう影響するのか?
あなた自身のストレスはどうなのか?のほうが、よっぽど心配です。
離婚しなければ、子どもは幸せになる、のでしょうか?
アレコレと離婚しない理由を自分で作っているなぁ、と感じるなら
「本当は自分は離婚したくないのかな?」と感じる事もあるでしょう。
そうであれば、離婚しない選択肢を考えれば良いのです。
親が不安定になると、子どもも不安定になりがちです。
本当に子どもが大切なのであれば、
アレコレ心配するよりも、自分がどうしたいのか?を
しっかり見極めることが大切なのではないでしょうか。
まとめ
妊娠中の離婚は、実際に子どもが生まれたからの手続きよりも簡単なケースが多いようです。
あまり深刻にならず、
自分の幸せが、子どもの幸せにつながることを忘れないでくださいね。
参考記事:子どもの養育費はいつまでどれくらいもらえる?大学進学の学費は?
子どもの養育費がもらえるのは5人に1人?払い続けてもらうには?